茶室 × アート。(ちょっと心理技術)ワークショップを開催します

6月22日(木)13:00〜西浅草にある洗心庵茶道教室さまにて「茶室 × アート。(ちょっと心理技術)」
ワークショップを開催します。
初回は名画、絵画。 ” 自分の感性の枠を超えてみる ”をテーマにワークを行います。
茶道の茶室に興味がある方、アートを使ったワークショップに興味がある方、
タイトルにピンと来る方、どうぞお気軽にご参加ください。

あなたは「茶室」と聞くとどんなことを思い浮かべますか?…茶道を習っていたり「お手前」ができないと入れない、もしくはお茶会に招かれないと入れない場所…というのが一般的かと思います。
アート=美術・芸術もまた、ごく一部の人たちのものとか、アートを鑑賞することは高尚な趣味だとか、どこか近寄りがたいもの…という認識を持つ人もおられるかも知れません。しかしこの両方について「自分には関係ない」というのは…人間としてかなり損をしている、といっても実は過言ではないのです。

茶室×アートの恩恵を受け取る

洗心庵茶道教室主宰の大河内宗紗先生は「茶道やお茶室を日本の※ヒュッゲに」と言われています。コロナ禍以降、茶道やお茶室の高すぎて堅苦しい敷居をうまく下げておられ「もっと茶道とお茶室を楽しんで欲しい…」と仰る茶道家です。
大河内先生との出会いから「茶室×アート」というコンセプトを思いつきました。茶道をする以外でもさまざまな人達と茶室という空間を共有し、人生やビジネス、生活により良い影響を与えるなにかを共に創造し、それをみなさまに有益に使っていただく。それが世界に広がってゆくこと…がワークショップの根底にあります。

茶室で「整う」そしてクリエイティブな脳になる

私自身も茶道に触れてその恩恵を受け取っている1人ですが、お茶室は、緊張とリラックスを同時に体験し、脳と精神、心がまさに「整う」空間であり「クリエイティブになる」「自分の感情や気持ちに素直になれる、言葉にできる、表現しやすい」空間です。心地よく瞑想状態に近い脳波に自然になるのです。

芸術とは、私たちに真実を気づかせる嘘である。

とはパブロ・ピカソの名言ですが、もしあなたが気づきたい真実があるとすればどのようなものでしょう?それは人が無意識のうちに手に入れたいと切望する欲求なのかもしれませんね。
アートが持つ効用の例として、英国のとある病院内には入院患者へのホスピタルアート作品がいたるところに置かれていて、患者への「投薬量が減る」「うつ傾向が3割減少」など具体的にアートに高い効果があることがわかっています。

脳科学でもアートを感じる脳の部位や仕組みからアートが人にもたらす効用や効果が解明され始めています。ワークショップではこのこともお伝えいたしますが、簡単に言えば(作品への好き嫌いなどの個人差はありますが)優れたアートを人が見ると脳の報酬系が動くのです。脳の報酬系が働くことで受ける恩恵は心身の健康のみにとどまりません。まさに人はアートから「報酬」を得ているのです。

※ヒュッゲ=「人と人とのふれあいから生まれる、温かな居心地のよい雰囲気」を意味するデンマーク語。


ワーク内容

最初に大河内宗紗先生から茶室について、簡単なレクチャーをしていただきます。茶室についての知識が深まると、ワークそのものもきっと深まることでしょう。
次に、どんな絵画がワークの出てくるか?はお楽しみに、ですが(当日公開します)絵画、そして言葉を使い、あなたの知覚や感性、感覚を使い、あなたの感覚や思考の枠も超えたりしてみる…等、体験型のワークを互いにシェアしながら進めてゆきます。茶室とアートの相乗効果を楽しみながら得ていただきます。

アート作品、今回は絵画ですが…を単に鑑賞し作者について語ったり作品の分析やその作品の制作背景などを説明したりする、といった芸術作品紹介の教養番組のようなことはほぼいたしません。言葉と感覚、感性をおもに使うワークショップです。また、ちょっと心理技術を使いますが、ご自身の問題を取り扱うようなワークショップではありません。心理技術で問題解決をご希望の方はこちら(対面)(zoom)をどうぞ。

ワークで得られること

  • 頭と感性、感覚が柔軟に柔らかくなる
  • 物事を違う視点、ユニークな視点から捉えられるようになる
  • あなた独自の創造性を高める人生に喜びを見つけやすくなる
  • 自分の感覚や思考、感性の枠を超えて新たな可能性を見つける
  • ビジネスや生活、人生に新たな発想やひらめきを得やすくなる
  • リラックスとリフレッシュ感を得る(最後にすこし誘導瞑想も行います)

ウォーミングアップとして、ちょっと心理技術を使ったワークも行います。ワークで得たものを参加者同士シェアしあい、さらに相乗効果を得ることもできるでしょう。

どなたでも参加OK

◇茶道、お茶のお作法を知らない方もOK。
◇アート、芸術、絵画についての知識がなくてもOK
◇正座をしなくてもOK、あぐらや、足を投げ出していただいてもOK、椅子もあります。
◇お抹茶付きですが、お作法は関係なくお茶菓子とともに楽しんでお召し上がりください。

一つの小宇宙である茶室という場

千利休が作り出した、狭い空間である茶室。にじり口、とよばれる低い入り口から頭を下げて入ることで、謙る(へりくだる)ということを身体で表現して茶室に入ります。戦国時代に武士達によって愛され、この空間だけは鎧兜を脱ぎ、武器も置いて、身分が絶対的であった時代に、身分の上下無く平等に茶湯を愉しみ、語りあったと言います。
現代では茶道を学ぶ人は女性が圧倒的に多いですが、元々は武士や僧侶、特権階級の男性達のみの世界でした。そして現代では経営者達がこぞって茶道に親しみお茶室での語らいを楽しんでいるそうです。アフターコロナを生きる現代人に、経営者に、すべての人に、ぜひ体験していただきたい空間です。

 

ワークショップ詳細・お申し込み

日時:2023年6月22日(木) 13:00〜16:00
場所:洗心庵茶道教室…銀座線田原町駅徒歩4分、つくばエクスプレス浅草駅徒歩1分
参加費:3000円(お抹茶付き)(PayPal、G Pay、stripe、銀行振込、当日現地支払い)
お申し込みフォーム:こちらからお申し込みください

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